【初心者】金運UP!神の島。宮城「金華山」| 登山

金華山ハイキング/登山

2019年に友人に誘われてハイキングをしたのをキッカケに、1年で数回のペースでのんびり登る初心者ハイカー。ヤマレコでは大体標準ペースかちょっと早い、体力人並みなアラフィフ女の評価・感想です!

登山ルートの詳しい状況からトイレ情報まで、初心者でも安心してハイキング/登山が楽しめる情報をご紹介します。

今回は、快晴の2021年11月、3年続けてお参りすれば一生お金に困ることはないという言い伝えの残る「金華山」に登ってきました!

東京から仙台までの移動は、長距離バス「WILLER」を利用。バスの感想などもご紹介します。

金華山とは

金華山は、宮城県石巻市にある「3年連続でお参りすれば一生お金に困らない」という、日本最古で最強の金運に御利益のある「黄金山神社」を擁した山です。

民家はなく、人よりも神の使いとしての鹿が多く生息しています。また、島全体が「黄金山神社」の神域となっており、青森県の恐山、山形県の出羽三山と並ぶ「東奥三大霊場」の一つになっています。

さらに、七福神の1人、弁財天を祀っている神社としても有名で、日本五大辯財天の一つでもあります。

  • 標高:444m
  • エリア:東北
  • ジャンル:日帰り
  • 歩行距離:4.9km
  • 標高差:登り↗︎457m 下り↘︎373m
  • 歩行時間:2時間18分(休憩なし)
  • 難易度:
  • 道のわかりやすさ:
  • トイレ:
  • おすすめ:

金華山までのアクセス

  1. JR仙石東北ライン快速(石巻駅行)「仙台駅」出発。
    「石巻駅」下車。
  2. 「石巻駅」にて JR石巻線(女川駅行)に乗換。
  3. 「女川駅」下車。
    「女川駅」より徒歩にて「女川町離島航路ターミナル」へ。(駅から徒歩10分)
  4. 「女川町離島航路ターミナル」より船で「金華山」へ。(所要時間約35分)

船は、潮プランニングの「パワースポット便」を利用しました。

定期便は、滞在時間が2時間半しかないため、ハイキングするには厳しいです。
頂上までを予定される場合は、パワースポット便(滞在時間4時間15分)や個人タクシー等をご利用ください。

パワースポット便は満席になることも多いので、ご予約をおすすめします。

その他のアクセス方法

●JR「石巻駅」からバスで「鮎川港」へ。「鮎川港」から船で「金華山」へ。

今回のハイキングコース

今回の登山ルート

スタート地点11:39→13:57ゴール地点

山行2時間18分 | 休憩0分 | 合計2時間18分

記録がきちんと録れていなかったため、地点登録ありませんでした。。涙。。

金華山ハイキングの様子

仙台駅から出発です!まずは女川駅を目指します。いい天気!

仙台駅

女川駅から徒歩10分ほどで、女川町離島航路ターミナルに到着です!

女川町離島航路ターミナル

トイレ情報

にはトイレはありません
駅前の「シーパルピア女川」というモールの中のトイレか、ターミナルの建物内にもトイレがあります。

モール内トイレ快適度:
とてもキレイで、スペースも広いです。

ターミナル内トイレ快適度:
キレイなトイレです。

今回は潮プランニングの船にて、金華山へ向かいます。およそ35分ほどで、金華山に到着です!
移動中、船長さん(?)のお話があるのですが、なかなかにネガティブな話をが続きます。笑

潮プランニング

金華山船着場→黄金山神社(約15分)

鳥居をくぐって、黄金山神社を目指します。ここから登りが続きます。神社までの登りが厳しい方には、送迎バスもあるそうです。

金華山鳥居

すぐに神の使いである「鹿」がお出迎えしてくれます。
写真にはあまり写っていませんが、そこかしこに鹿がいらっしゃいます。そして大量のフンも。。

金華山 鹿

色々な見所スポットがあるのですが、今回は、頂上にある「大海祗神社(おおわだつみじんじゃ)」に行くことが目的のため、寄り道をせずにまずは「黄金山神社」を参拝。そしてすぐに「大海祗神社」に向かいます。下山後時間があったら、他のスポットも巡ることにします。

黄金山神社
黄金山神社

荘厳な雰囲気が漂う「黄金山神社」。

3年連続でお参りすると、一生お金に困らないという素敵すぎる言い伝えがある神社です。

日本で初めて金が産出されたことを祝して建てられたそうです。

黄金山神社→大海祗神社(約1時間)

「黄金山神社」脇にある、こちらから、いよいよ「大海祗神社」に向けて出発です!

大海祗神社へ

わりとゴツゴツした岩が多く転がる道を登っていきます。結構急で歩きづらいので、登山靴やスニーカーで登ることをお勧めします。

黄金山神社 登山道

30-40分ほどで、「水神社」に到着です。

八合目地点まで登ってきました。
見上げると山頂へと続く道、振り返ると眼下に広がる海。444mと標高は低いですが、一気に登っていく感じのため、結構キツイです。が、贅沢な景色で疲れも吹っ飛びます。

八合目
頂上へと続く道
眼下に広がる海

頂上に到着!
謎のストーンサークルのようなものや、動物の骨らしきものが。。

ストーンサークル?
動物の骨?
神社の紐

参拝の際に鐘を鳴らす紐の下の部分には、たくさんの硬貨がくくりつけられていました。

いつの頃からか、参拝者がくくるようになり、以来根付いた風習だそうです。

大海祗神社→(周回路にて)→黄金山神社(約1時間)

神社の裏の道標識「千人沢 千畳敷」方面から下山します。

いきなり急な下り坂が。。枯れかけの芝生で滑りやすく、なかなかの緊張感です。
(下ったあとに、振り返った写真です。)

途中、標識があるところもありますが、下りの道は、踏み跡がほとんどないところも多く、何度か進む方向に迷い足を止めることも。樹林帯などは落ち葉が積もっていてフカフカしていて、歩きづらいところもありました。

今回は、登山経験豊富な方と一緒だったので、無事下山できましたが、一人だったら途中で怖かっただろうなと思います。私が利用しているヤマレコは、一番ハラハラしているところでGPSがうまく機能せず、地図が非表示になってしまうことも。。

標識
松の落ち葉

鹿だけでなく、サルもいっぱいいると聞いていたのですが、今回はほとんど会うことができませんでした。一度だけ、サルと遭遇。画像にサルが1匹いるのですが、わかるでしょうか。笑

サルを探せ

ハイキングを満喫して下山。
帰りの船の時間までまだ余裕があったので、他のスポットにも、立ち寄りました!
写真の他にも、辮財天堂やタブノキ、金光水なども。

銭洗い
金華山辯財天の銭洗い所
相生の松と楓
相生の松と楓
御神木
御神木
三陸復興国立公園
三陸復興国立公園

トイレ情報

境内内トイレ快適度:
水洗の洋式と和式、紙もあります。
男女のトイレの標識が鹿のイラストになっていました。画像は、男子トイレの標識です。かわいい。

船着場近くの休憩所にもトイレがあったのですが、到着タイミングでは休憩所の中に入れず、詳細はわかりませんでした。見た感じかなりキレイな建物です。

松島観光

金華山の翌日は、日本三景の一つ「松島」まで足を伸ばして、「松島島巡り観光船」と東北最古の桃山建築「五大堂」、伊達政宗の菩提寺「瑞巌寺」を巡りました。

松島は、観光船よりも、遠くから眺めた方が良いかも。笑

帰りのバスまであまり時間がなく、カキ小屋に行けなかったことが心残り。。
次は、カキ小屋と温泉を必ずや!

仁王丸
観光船「仁王丸」
松島
松島
瑞巌寺
瑞巌寺
五代堂
五大堂

東京〜仙台まで(長距離バス「WILLER」)

東京から仙台までの移動、今回は日中の長距離バス「WILLER」を利用しました。

バスタ新宿を11:30に出発。
仙台駅に着いたのは、18:20ごろ。予定より15分ほど遅れての到着となりました。

WILLER リラックスについて

今回私が乗車したのはWILLER リラックスというプランです。
主なサービス内容は以下です。

  • 4列シート
  • トイレなし
  • 後部女性専用席
  • Free Wi-Fiあり
  • スマホで映画視聴可能(専用のアプリをダウンロード)
  • 3,000円(税込)
WILLER
WILLER
WILLER
WILLER

トイレ付きバスにするかするか最後まで悩みましたが、結局トイレなしにしました。
結果、なくて全然OKでした!

2-3時間おきにサービスエリアに停車しますし、途中どうしても行きたくなった場合は、お知らせすると予定外でも停車してくれるようです。(今回はどなたもそのサービスは利用されなかったので詳細はわからず…)

サービスエリアに停車してくれることで、体を軽く動かせたり、お買い物ができたりするので、良い気分転換になったので、日中便であればトイレなしでも、全く問題ないかと!

映画の無料視聴については、用意されている映画があまりなく、結局利用しませんでした。Wi-Fiも移動しているからか、途中切れることもあり、快適とまではいかず。。

隣の席がくっついていますが、仕切板もあり、また顔を隠せるカバーが付いているため、寝ている時でも、周りを気にせず過ごせました。

なお、コロナ禍ということで、バス車内は飲食禁止

総じて、値段や環境含め、満足度の高い移動でしたので、WILLERおすすめします!

WILLER リラックス 良かった点

  • 各座席にコンセントが1つ付いているので、パソコンやスマホの充電ができる
  • 顔を隠せるカバーや座席の間の仕切板、レッグレスト等、快適に過ごせる環境
  • 値段が安い
  • Free Wi-Fi完備
  • サービスエリア休憩があるので、体を動かせる&気分転換になる

WILLER リラックス 気になった点

  • 前後の座席間隔はちょっと狭め
  • Wi-Fiのつながりが悪い時がある
  • 映画見放題サービスで見られる映画が少ない
  • トイレがない(私は特に問題なかったですが、心配な方もいるかと)

トイレがないというのが一番の心配ポイントでしたが、実際利用してみると、全く問題はなく、全般的に快適に利用できました。夜行バスの場合は、あまりこまめにサービスエリアに停車して起こされてしまうのもイヤなので、深夜便の場合は利用しないかもですが、日中便であればリピートさせていただきます!

まとめ

ハイキングと同時に金運もUPするという、一度に二度美味しいお山。
頂上までは1時間程度と、気軽に登れることも高ポイントですが、下山道で、踏みあとがほとんどわからないところがあったりするので、初心者の単独歩きでは注意が必要です。

また、いかんせん、アクセスが大変です。
船が必須のため、女川まで行ったとしても、海が荒れていたら欠航になり、島に行くことすらできないことも。

だからこそ、呼ばれている人しか行けない、神聖な山なのかもしれませんね。

とはいえ、島でのハイキングということで、山と海、どちらの景色も楽しめるのが、金華山の醍醐味です。
山に登りながら、ふと振り返ると目の前に広がるのは海。そして潮風を感じながら、長く伸びる登山道を海を見ながら下っていくという、ため息もののシチュエーションが続きます。

道迷いの心配をのぞけば、気持ちよく歩けるおすすめの山です。

おすすめ度:
海と山、眺望は最高ですが、道迷いの心配が少しあるため、最初のハイキングでは単独は避けた方が良い山です。

2回目の金華山

3年連続でお参りすると一生お金に困らないということで、2022年もお参りに行ってきました!

が、今年はスケジュールの都合で、パワースポット便ではなく、臨時便(11:00女川発/13:30金華山発)。
そのため、滞在時間は、わずか2時間弱。残念ながら前回のように頂上までハイキングすることはできなかったのですが、代わりに正式参拝をしてきました。

祈祷受付所で手続きをしていざ本殿へ。祈祷の方が多かったこともあり、所要時間はおおよそ1時間。
船の時間もあり、終了後は慌ただしく、参拝・銭洗いなどをして、小走りで船に戻ったのでした。。笑

2023年は、3年目ということで、ゆっくりパワースポット便で頂上まで参拝して有終の美を飾ろうと思います。

コメント